本を2冊ほど書きました
2014-09-01
2014年7月2日にフロントエンドエンジニア養成読本、2014年7月24日に、Web制作者のためのCSS設計の教科書 モダンWeb開発に欠かせない「修正しやすいCSS」の設計手法という書籍を出しました。
フロントエンドエンジニア養成読本
前者は勤め先のフロントエンドエンジニア達で執筆、僕の担当章はCSS設計とWeb Componentsの入門部分です。全体を通して、そのタイトルの通りフロントエンド技術の入門的なところから、最後はWebRTCで締められるというなかなか面白く、これから勉強する、または新しい技術などをキャッチアップしたいというような方におすすめです。新人の教育のための書籍としても良いのではないでしょうか。実際自分にもし新人がつくようなことがあれば、この書籍を必ず読んでもらうことでしょう。
Web制作者のためのCSS設計の教科書
あまり見かけない類の内容ですが、CSSの設計に関するこの数年のトピック、手法、それと僕がCSSを書くときに考えていることをこの1冊にまとめています。
この書籍を書くにあたってのことは、本のまえがきにも書いており、また後日に改めて記事を起こそうとおもっています。(初版ではいくつか誤字その他凡ミスなどがあるので、そのフォローも兼ねて…)
自分でいうのもなんですが、CSSを書いている人であれば、読んでもらって損はしない1冊になったとおもっています。もちろんCSS設計のスペシャリストの方々にとっては、役立つ内容はあまり無いかもしれないんですが、それでもあるひとりのCSSデベロッパの考え方、ひとつのパターンとして読んでもらえるのでは、という意味でも損はしないのでは、という意味を含めています。
大変な4,5ヶ月でした
発売日を見れば察することもできそうですが、この2冊は並行して進めていました。
今思えば、我ながら無茶をし、そしてどうにか出版できたことは嬉しくおもいます。スケジュール以外で大変だったことは、どちらも書く領域は一緒なので、まったく同じことを書くわけにもいかず、とはいえ思想の話としてまったく違うことも書けず、というところで変な悩み方をしたところでしょうか。
今後、両書で書ききれなかったCSS設計とかの話とかは、ここで書いていければとおもっています。